●沖縄は日本の中でも特に不思議な土地や歴史をもってることはご存知だと思います。
豊かな自然、のどかな風景、きれいな海。どれをとっても旅行に来るには最適だと
思います。楽しむところも沢山あります。ですが、もちろん不便さも兼ねそろえています。
前の会社で沖縄に移住してきたご夫婦がいらっしゃいました。
マリン関係のお仕事をしながらの人でしたが、現在はご自分の生まれ故郷に
帰られたようです。理由はもちろん、経済的な面。
沖縄の就職事情や経済的な面は日本の中でも郡を抜いてよくないからです。
特に本土から来る男性は、沖縄で何をしたいかという明確な意志をお持ちでないと
結構たいへんです。受け入れ口が少ないうえに、嫌がる人も多いらしいのです。
その理由は沖縄人の卑屈さや偏見の心がもたらせるのかも知れませんし、
陸続きでつながっていない土地という部分がそう思わせるのかもしれませんが、
多分どこの県よりもお金に関してシビアであり、ルーズであるからでもあります。
1番わかりやすいのは「軍基地問題」ではないでしょうか?
沖縄には、アメリカ軍人がまるで、植民地のようにかっぽしています。又、それに群がる若い女性もいます。私の友人も何人かは軍人と結婚しました。直接はいえないませんが、
やはり悲しい気持ちはありました。
それは、人種差別ではなく、やはりいつでも軍に反対して欲しいという心から来ていました。
戦争反対なんて、そんな大それた事を掲げて生きてはいません。
ですが、アメリカ軍が日本にあり、そしてその軍人たちの中には、
軽犯罪で捕まった人(刑務所か軍を選ばされた人)、貧しくて仕方なく軍に入った人が
多数います。つまりは軍に入りたくて入った人、望んでなってない人ばかりが来ているのです。しかも、若い人ばかり。このような人が素行が良い訳がないと考えます。
これは、沖縄人のほとんどが知っていて、実際犯罪も多数起きています。
なのになぜ、沖縄から基地が撤退しないのか??
政治的な背景の前に、沖縄の人の経済的な理由がそうさせるのです。
沖縄に基地は必要かというアンケートをとると必ず、過半数以上の人が「必要」と答えます。
軍に頼って生きることが染みつき、その反面同じ日本人を嫌がるという異常な環境を早く打開し、本来の沖縄の人の温かさ、優しさ、明るさをもてるように切に願います。
『誤解のないように一つ、沖縄の人はフレンドリーであることは間違いありません。し、その気持ちは偽りも無ければ、偽善でもないことを付け加えます。』
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