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----------------書籍の部屋--------------
脳に刺激の本たちです。
本屋に行くけど、どれがいいのかわからない。 そんな時に、是非、参考にしてみてください!!
残虐物、犯罪物、ミステリー、鬱になりたいときに読みたい本。心の闇を本で癒してください。
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ミステリー、残虐物が中心です。もちろん感動物もちらほら・・・・
作品に感動度と残虐度を★で表しています。 最高は5つ。参考になればいいです。
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ぼっけえ、きょうてえ
岩井 志麻子 著
残虐度:★★★  遊女の寝物語はあの世への・・・

明治初頭くらいの売れない遊女の客への寝物語が、この作品の魅力だ。
物語の全ては岡山弁で、遊女の語りとなっている。
そればなんともおどろおどろしい。
まるで、側で囁いているようでゾクゾクする。

遊郭へ落ちた今現在が生まれて一番幸せと語る遊女の半生は、
この世のものとは思えないほどの地獄絵図。
堕胎専門の産婆のもとに生まれ、生まれてからずっと水子の世話をしていたというその遊女。

この遊女、お世辞にも美しいとは言いがたい顔をしているらしく、それも本題の重要なキーワードとなっている。

こんなのをピロートークでされたら・・・。
是非必読下さい。
本編は短編で、さらっと読ませてくれます。
これこそ日本のホラーではないでしょうか。
それよりも、どうして女性の主人公のホラーとはこれほどまでに怖いのでしょうか。

愛犬家連続殺人
志麻永幸 著
残虐度:★★★  愛犬家殺人の共犯者が語る・・・新事実。

1995年「埼玉愛犬家殺人事件」が発覚した。
それは前代未聞の類をない、異常な殺人事件。
4人人間の命を奪った連続殺人。
この話の内容は、リアルだと思う。
何しろ、一部始終を見ていた共犯者が書いているのだから。
まず、驚くのが主犯格の男のサイコパスさだ。
利害によって、人の生き死にを自分の中で躊躇なく判断する。
そして、利己のためならどんな人間でも殺してしまう。
その内容も卑劣で異常だが、何より死体の遺棄の仕方が
凄まじい。
人を半日ががり、鼻歌交じりに「消して」しまう。
恐怖という言葉以外全く思いつかない。
この凄惨な殺人事件の裏も表も知り尽くした共犯者の生の声。
そんな作品だ。
もちろん、元犯罪者の作品だけど、読みやすいというのが感想です。
実際に起きた事件で、当時騒ぎになったけど、裏にはこんな恐怖が
あったのかと驚愕しました。
人間ではない生き物が、この日本にいたという事実。
現在も主犯格は控訴中で、死刑判決はまだではないでしょうか。
最悪なのはこのような人間を見分ける方法が今ないということです。

生きながら火に焼かれて
スアド 著
残虐度:★★  残酷な掟により少女は火に焼かれた・・・

閉鎖的な地域では未だに、「女性」を物という考え方が根強く残っている。
生まれたときから、同じ家族でありながら「家畜」や「奴隷」のように
あつかわれ、折檻され、労働を強いられる少女たち。
家の掟、村の掟として、結婚まで「純潔」を守り、婚期を逃すと結婚できない少女。
そして、もし、「純潔」の掟を破り、家の権威を汚すと家族の手により、
処刑されてしまう・・・。
悲しき現状を体験者であるスアドさんが赤裸々に綴った一冊。
激しく怒りと同情と、何より、現在今もどこかで、
家族による「処刑」が行われているであろう現実。
封建的、そして、男尊女卑がここまで行われているのかという憤りで
胸が熱くなります。
もちろん、内政干渉などと言われたりするかもしれません。
しかし、非人道的な行いを見過ごしていいのでしょうか。
深く考えさせられる話でした。
差別よりも悲惨な現状で、著者は運命により命をともし火のところで
助けられます。
しかし、これは、運のいいことなのだそうです。
是非、読んで欲しい一冊です。
悲しみを乗り越え、生きる彼女の半生にも共感です。

スナッフフイルム追跡
ヤーロン スヴォレイ 著
残虐度:★  危険なルポタージュ、見つかるのか・・・

スナッフフイルム。
それは、殺人が記録されたビデオ。
戦争や医学的なビデオではなく、ただ、虫けらのように女性や子供など
弱いものを残虐に殺すことを映像に収めたビデオのことだ。
実際、そのスナッフビデオを見た作者、イスラエル人のルポライター
ヤーロン氏の決死の捜索活動に圧巻です。
ヤーロン氏は以前のルポにより「スナッフ」を鑑賞してから、
その眠れない日々を続けます。
そう、罪悪感です。
スナッフビデオに出演させられそうになった少女と出会い、
やはりあれは夢ではないと確認し、その撲滅のためルポにでるのです。

何度も、死線をくぐり、スナッフフイルムに近づくときは、本当にどきどきします。
結末には少しがっかりですが、スナッフが本当に存在するかも?と
われわれに思い知らせてくれる作品。
ルポタージュなのですが、結末があれだと・・・。うーん。
スナッフがあって欲しいわけはないです。
都市伝説ならそれが一番。
殺人を単なる趣味として撮影し、それに狂喜乱舞するやつがいるということを考えると・・むかつく。ただ、やっぱり、あると言い切るには証拠が欲しい。

海外ブラックロード-危険倍増版-
嵐 よういち 著
感動度:★ 旅とは怖さと経験値の両方が備わるものですね・・・
海外には危険地帯があるというけれど、好んで歩く人はいない。
でも、そんな危険地帯がどんなところなのか知りたい。
そんな好奇心を満たしてくれる一冊です。
作者である嵐氏の勇気に感動。
ブラックロードといわれる地元の人でも倦厭するような箇所、
そして、地元しかいかない場所。
そこでであう危険、犯罪、同性愛等。
空港で呼び止められ、拘置される話はけして経験できない不思議な話。
そこは人種の坩堝だとのこと。
また土地土地での女性の話や、日本人の評判。
差別という偏見。
そういうのを含めて、勉強になる一冊。
海外旅行好きに日本人は、けしてこんな経験をせずにお金を落として
帰ってくるんだなーと管理人は思いました。
日本が好きになり、日本人でよかったと思える一冊。
海外は綺麗ごとじゃない世界。
平和なのはわれわれの頭の中の神話だと、改めて再確認できます。
しかしながら、こんな精神力の強い作者は初めて。
こんな経験しても尚、ブラックロードへ行く嵐氏。
感謝、感謝です。
娘へ
草野仁 著
感動度:★★ もしも娘が僕にいたなら・・・語りかけるようなエッセイ

草野仁氏、「世界不思議発見」をはじめ、いろいろなテレビに出ている
マッチョな体の優しそうな司会者。
元NHKのアナウンサーの真面目そうな人柄。
そんな見た目を裏切らず、優しく語りかけるエッセイ。
草野仁氏には女の子のお子さんはおらず。
昔、奥様が流産をした経験をお持ちとのこと。
もしも、その子が女の子なら、という気持ちで書いたそうです。
私は、、このエッセイを、普段絶対読むことはない
女性週刊誌で読み、ほとんど人目ぼれで買いました。
まず、優しすぎるほど優しい語り口。
「お父さんが、思うには・・・」と本当に娘に話すようなエッセイです。
内容は、「結婚は年齢ではありません。理想の人とめぐりあえた時が適齢期です」や「懸命に生きる人こそが賢明なのです」など。
今から10年前に執筆せれたものですが、その言葉は現代を反映しているかのように語りかけています。
今成人する女性や、娘をお持ちのお父様の本なのかもしれません。
素晴らしいエッセイです。
感動!!
管理人は、草野仁氏の大ファンです。
いつかひとしくん人形が欲しい。

娘へ
山田悠介 著
残虐度:★  時間と絆、勝つか負けるか・・
超難関の有名国立大学を目指す名門進学校。
そこでは、仲間意識は皆無で、負けるか勝つかの世界しかない。
敗者は去るのみ。
教師も全て、成績を重要視していた。
そして、そんな学校の職員室を覆面の集団が占した。
たった一クラスと、職員室にいたそのクラスの担任のみを人質に、
その集団は、ゲームを申し入れた。
学校内に隠された「パズル」2000ピースを全て探し出し、作り上げろ。
さもなくば、担任を殺す。
少年少女たちは、どうするのか・・・・。
パズルは完成するのか、犯人の目的は?

こちらも、中高生にお薦めの小説です。
すらすらと読める、スピード感のある作品。
パズルをしたくなるかも。

優等生の劣等感や孤独、精神的な未熟感を上手く
表現していると思います。
確かに、こんな時期があった。
と、小生意気な思春期を思い出してしまいます。
ミステリーとかホラーよりも、むしろ青春物に近いかもしれません。
少女は踊る暗い腹の中踊る
岡崎 隼人  著
残虐度:★★★★★ 少年少女の心の闇を投影!!
父親から受け継いだ2つのコインランドリーを、
短い時間定期的に見回るだけの、半引きこもりの少年。
トラウマを抱え、心は得たいのしれない闇に支配されていた。
そんな青年の前に、突如現れた制服姿の美少女。
彼女が残していたのは、生まれて数ヶ月しか経っていない赤ん坊。
その赤ん坊は、肢体を切断され、見るも無残な姿だった。
少女と青年、赤ん坊とトラウマ。
全てが重なるとき、狂気は増大していく・・・。

残虐というか、凄惨というか、とにかく、グロテスクな描写が多い作品。
私自身の感想としては、作者の闇と青年の闇を一緒にしてしまうほど、
このグロテスクな描写を書きたいために、ペンをとったのでは・・・
と考えてしまいます。

しかし、物語としては構成されていて、
何故、思春期の頃は、あんなにも他人に無関心で、
しかも心は殺伐としていたのか、情景で分かるような気がします。
得体の知れない、泥沼のような単調の生活を一変するようなものとして
狂気に思いをはせる。そんな時期を思い出しました。

同じ怒りに同調したいとき、読むとすっきりするかもしれません。
でも、好みがわかれるかも・・・。
管理人は、嫌いじゃないけど、次回作に期待といった感じです。
子供たちは森に消えた
ロバート カレン 著
残虐度:★★★★★ ロシアで52人殺害もの子供を殺害した男のノンフィクション
近代の殺人鬼の中では、立件立証された被害者の数が多いアンドレ・チカチーロ。
ロシアで52人もの少年少女を、森の中に連れ去り、
想像を絶する拷問を行い、死体を遺棄した
死刑囚(処刑されている)のルポタージュ。

あまりに多い犠牲者の数の背景(旧ソ連の体制)はもとより、
チカチーロ自身が犯した、恐るべき犯罪の詳細、そして本人の詳細が
詳しすぎるほど書かれています。

この世の悪意と、想像しうる拷問を自己の性欲のためだけに行った、
犯罪者の狂気は恐ろしく、読んでいて身震いさえします。
「快楽殺人者」としか位置づけできない犯罪者です。

もともとは、おとなしく頭の良い青年だったチカチーロ。
多少、性格と性癖に、他人とは異なった部分があった人間。
その人間は教師となり、そして、段々と猟奇的な部分を増大させていく・・・。
裁判での奇行は、その末期といえ、形相も人間とは認められないほど
変わっていたとのこと。
(本人の演出の線も濃厚だけど・・・)

惨殺された母親を目の前に、同じように拷問される少女。
現在の、世界倫理が恨めしいほどに、
同じ目にあわせてやりたいと、思わずにはいられません。
車輪の下
ヘルマン・ヘッセ 著
感動度:★★ 古典文学小説の決定版!!
小さな田舎町の貧しい家の少年。
少年は、幼い頃から頭がよく、神童とまで言われていたほどだった。
少年は、親や周囲の期待通り、成功への道しるべである「神学校」へ進む。
しかし、そこでの生活のプレッシャー。
奔放な友人の世界観の影響、挫折・・・。

古典文学小説ではありますが、いままで管理人はこの作品に勝る
少年の苦悩を描いた作品に出会ったことがありません。
是非、少年少女の多感な時期、
そして、教職者や親に読んで欲しい作品。

古典と言われていますが、流れや内容は難しくなく、
現代でも通用する作品です。

私自身は、タイトルと物語が一番しっくりきている作品でもあります。
まさにこの物語の伝えたい部分が「車輪の下」だと感じているからです。
「車輪の下」に入ると、出たいともがいても、なかなか出れない。
それは、一度挫折し足を踏み外すと、
這い上がることが困難だということを表しています。
この物語の主人公である優秀な青年が何故、「車輪の下」に入ったのか。
これこそが、少年少女の葛藤を救うキーワードだと思うからです。

難しい本でもなければ、とっつきにくい話でもありません。
どこにでも存在しうる、悩みを抱えた少年の話。
お薦めです。
電車男
中野独人 著
感動度:★★★ モテナイ男でも恋はできる!!


映画化、ドラマ化された。
2ちゃんねる発の恋愛物。
毒男(独身男)スレッドの住人の恋愛が成就するまでの話。

「電車の中で女性を暴漢から救った」ことから
「お礼のティカップがエルメスだった」ことを燃料に
住人が電車男を応援していく様子と電車男の恋の行方を
アスキーや2ちゃん語をそのまま生かして書いています。
2ちゃんねるをあまり知らない方でも楽しめえる作り。
アスキーアートの上手さにも圧巻。内容とは別に楽しめます。

モテナイ典型である電車男(秋葉系オタク)、彼女いない暦=年齢という男性を
スレの住人の暖かい手ほどき(服装やデートのアドバイス等)していく過程は
ほのぼのとして2ちゃんねるとはとても思えません。

また、電車男のうぶさやエルメスさんの発言などもかなりイイ!!ですよ。
管理人は映画、ドラマでは泣けませんでしたが、
この本では号泣しました。

電車男事態が作られたネタであり実際には存在しない等の説もあり、
その本もでてたり、関連のまとめHPもあるのでそちらも見ながら
楽しんでください。

管理人自身はこの恋愛サクセスストーリーが
面白いのでネタという説はあまり気にしていません。
クージョ
スティーブン・キング 著
残虐度:★★★  絶体絶命の親子!!犬から逃れられるか!!
sorry
no image

 

真夏の無人の修理工場に1台の壊れた車がやってくる。
乗ってるのは幼い我が子を連れた母親。
車は修理工場に着いたところで完全に止まってしまう。
そこにいるのは、狂犬病となった恐ろしい大型犬。
動かない車の中、炎天下・・・逃げ場のない絶体絶命の危機。

恐怖と展開が読めない作品。
巨匠スティーブン・キングの傑作です。
どうなるのか。読み進めるごとに恐怖は加速します。
炎天下の車内の中にいても死との恐怖は逃れられず、
外には牙を向き常軌を逸した獰猛な大型犬に襲われるという2重苦の上。
人里離れた修理工場であり、助けを呼べないという現実と
もしかしたら修理工場の人間は殺されているのではないか、という思い。

状況を打破できるのか、それともこれ以上災難が降りかかるのか
恐怖の要素がこれほどかと敷き詰められています。

古い作品ですが、映画化されていますので
本だけでなくDVDやビデオでも楽しめると思います。
リアル鬼ごっこ
山田悠介 著
残虐度:★  追いかけられる恐怖!

この作品をきっかけに「山田悠介氏の作品」は
メジャーになったのではないでしょうか。
この本もまた中学生くが好きそうな話です。

ある王国で「佐藤」という苗字を持つ人間だけを
1週間に渡り殺していく鬼ごっこがスタートする。
1週間1日1時間の死闘。軍に追いかけられる佐藤という人々。
肉親を殺され友人を失っていくアスリートの少年は生き残れるのか。

この作品にもやはり、なんでこんなことするの。そこにいくなよ。
という歯がゆさがあります。
追いかけられる恐怖を自分に置き換えて読んでいくと
怖さが存分に楽しめるのではないでしょうか。
主人公の心の葛藤や悲しみ、人間関係も
鬼ごっこと複雑に絡み合っています。
たった1時間でも、
逃げらきらないといけないプレッシャーは
計り知れないと思います。

最後のオチは管理人は最初はいやでしたが、今は気に入っています。
爽快なホラーといった作品です。

陰日向に咲く
劇団ひとり 著
感動度:★★ 人それぞれの暖かな生き方


オムニバスでホームレスに憧れるエリートサラリーマン。
アイドルオタク青年。
思い込みの激しい今時の少女。等計5人の人間にスポットを当てた小説。

オムニバスのように思えながら全ての作品の中の登場人物がどこかでつながっている。

この作品を読んで劇団ひとりさんの見方が変りました。
確かに直木賞をあげてもおかしくないほど良くできています。
1話1話の小説としても、陰日向に咲くという一冊の本の作品としても2度楽しめる作品です。

人間を観察することのほかに感受性が強くないとこの本はかけないと思います。
それぐらい、その作品の主人公の個性がリアルであり、
タイトル通り「影日向に咲く」人々(管理人もそうですが)であると心にしびれます。
しかも作品の登場人物が繋がっているということで
一人じゃないという社会や結びつきを感じて、読んだ後ほのぼのと感動しました。

落ち込んでいるとき、何か自分に自身がないとき、
この本を読むと癒されると思います。
親指さがし
山田悠介 著
残虐度:★ 都市伝説の恐ろしさ!


映画化作品。
内容は「親指かくし」という都市伝説を
実際に体験しようとした中学生グループの内
ルールを守らなかった一人が消えてしまう。
そのことを悔やみながら20歳になる少年少女。
しかし、都市伝説は伝説ではなかった。

山田悠介の作品では2番目に好きな作品です。
すらすら読めます。
中学生がすきそうな作品です。
最近の主流のジャパニーズホラーというのでしょうか。
呪いと超能力と少女というパターンがちゃんと入っています。

そうなるだろうな。と予測したまま進んでいく物語です。
予想通りというのも期待を裏切るんだなー。とちょっと思います。
この作品じゃなくって山田悠介氏の作品は全般そうかもしれません。

でも、この「親指さがし」の面白いところは、
いかなきゃいいのにとかやらなきゃいいのにという。
歯がゆい感じです。
廃屋に入っていく、夜一人で歩くなど
ホラーの上で欠かせないエッセンスですね。
何も考えずホラーを楽しみたいときに是非読んでください。
オンリー・チャイルド

ジャック・ケッチャム 著 
残虐度:★★★  虐待・・・凶行!!

連続遺棄される惨殺死体。明らかに拷問を受けたような痕跡
同一人物の犯行を示していた。

 時を同じくして、幸せな夫婦の間に子供が誕生する。
何不自由の無い生活。
ただ、夫の性癖さえ普通ならば・・・・。
平穏な普通の家族だったはずなのに、それは仮面なのか?

愛する幼い我が子の不自然行動。その行動はSOSのサインだった。
児童虐待、そして追い詰められる母と子。夫は最悪の人間だった。

かのスティーブン・キングも絶賛したジャック・ケッチャムの作品。

逃げ場の無い世界感は作者の真骨頂といった感じ、
やるせない理不尽さが胸に
ぐっとつきささります。
最後の最後まで絶望だけが、波のように押し寄せるのが特徴です。
子供に対する性的虐待の詳細な内容はないまでも、
幼児の精神的な圧力が
調所にでてきて激しく怒りを覚えます。

虐待の連鎖、本当の悪はなんなのか。そして夫の裏の素顔が謎めき、
あと少し!!あと少し!!と思って裏切られる喪失感も味わえます。

それが計算されて狙いで書いてるのが、ジャック・ケッチャム!!
普通のミステリーに飽きたら・・・
この本が貴方の欲望を満たしてくれること間違いありません!!

 ※ジャック・ケッチャムとはイギリスの死刑執行人の呼び名。

黒い家

貴志祐介 著
残虐度:★★★★  真実から見えてくる恐怖!!

仕事熱心で心優しい保険外交員に舞い込んだ突然の恐怖!!
保険金殺人を暴こうとする外交員が目にしたのは黒い家だった。
そして真実に達したときそれは自分に舞い降りた狂気となった。
周囲の人間を無差別にかき消すように襲う悪夢。
絶体絶命のピンチが幾つも訪れる!!

近年稀に見る傑作だと思います。
保険外交員という職業を目線にみた異常な世界や主人公の持つトラウマが
クライマックスを引き立て見事なまでにはまりました!!

黒い家の登場人物全てが異質な世界に包まれて、
読み込む程に得体の知れない恐怖が襲ってきます。
管理人が生まれて初めて次た。
今そこに、現実に起こったような感覚を持たせてくれ、
ページを捲るのが怖いと思った作品です。
オカルトとかグロテスクとかそういう物ではなく、
真実味を帯びた怖さというのでしょうか。
息を呑む瞬間を活字で得られるとは思っていませんでし説。
映画にもなったので内容はご存知の方もいるかもしれません。
管理人はまだ映画はみていませんが、是非観たいと思います。
(もうDVDかな)

もし映画を観て内容を知っていても、小説を読んだこと?がない方!!
必読です!!
この本以上の恐怖作品、ミステリーは、
管理人が生きていて読んだことが全くありません。

絶対お勧め!!

闇の子供たち 

石日 著
残虐度:★★★★★  理不尽さ残忍さ痛々しさ!!

 タイのスラムでは今でも児童買春が後を絶たず、
小学校低学年程の少年少女が売春宿に売られていく。
臓器売買や児童買春、エイズになる子供たち。
そして、日本人記者と現地ボランティアたちが現実と立ち向かい、
必死に彼らを救おうと奮闘していく・・・・・。

これが小説であると知りながらも、現実に有り得るのではないか?
と思わせる作りです。
子供たちが商品というより使い捨てのライターのようになりながら、
それでも尚、必死に生にしがみつき、無残にも打ち砕かれていく・・・
理不尽さが否めない後味の悪い読後感。

これでもか、と、子供たちの悲惨な売春生活の実態と、
それに群がる最悪のペドフィリアの先進国
のクズのような大人との関係は、
怒りを通りこします。
立ち向かうボランティアへの試練も屈辱です。

目を背けながらも食いついて読ませていただきました。
残虐さの中に、一貫した子供たちの境遇に対する憤怒が
伝わる凄い作品です!!
生まれた国や土地、親のせいで最悪の生活を連鎖していく話には
かなり落ち込みます。

これを読んで、児童に対する犯罪の汚さをわかって頂けたらと思います。

死刑囚ピーウィーの告白 猟奇殺人犯が語る究極の真実

ドナルド・ギャスキンズ 著
残虐度:★★★★  不愉快度と衝撃度と残忍さ!!

サウスカロライナ州で1番の猟奇殺人犯と言われる実在した死刑囚。
「ドナルド”ピーウィー”ギャスキンズ」
セックスサディストでしかも、極めて残虐な男。
ヒッチハイカーを次々に殺害しながら、
2歳児さえもレイプ殺人するという最悪極まりない男。

本人曰く、推定100人の人間を殺害。
男女問わず、少年少女を次々と拷問し殺していった男の半生。
殺人犯は自らの死を前に闇を赤裸々に語った実在の話。
拷問の詳細、何故殺したか?死体をどう遺棄したか?
そして何を思いその行動をとったのか?
そこに犯罪者の心理、そして凶悪犯の素顔が映し出されます。
克明にそして、時にはその犯罪の内容に目を背けたくなります。

読むと鬱になります。何かに怒りをぶつけたいとき読んでください。
サイコパスの殺人犯が自分の犯した事を、
包み隠さず話したという点は異例だと思います。 

残虐記

桐野 夏生 著
残虐度:★  リアルな被害者の心情がすごい!!

代表作「OUT」の桐野さんの作品。
10歳の少女が低脳気味の男に監禁される間の恐怖と、
その生活の非日常的な変質さ。
そして、その後少女の人生への変化が鋭く描かれています。
男はどうして少女を監禁したのか、単独犯なのか?
また監禁した男の取り巻く環境の異常さ、
加害者がどうして加害者になったのか。
被害者は自己をどうやって保つのか。
これらが、彼女が一人目の被害者なのか?
という監禁事件当初からのキーワードが、こ
の物語の最大の見所だと思います。

大人になった彼女に届いた、監禁した加害者からの
一通の手紙から始まる物語ですが、
監禁中とその後の少女の精神状態や加害者への意識、
そして加害者の本当の人間像等が連鎖的に絡み合い、
読み進めるごとに展開がめまぐるしく変わります。

登場人物一人一人が、役割をもった作品です。
ミリテリーとしての完成度とても高いです!!

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