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----猟奇殺人ファイル----
凶悪であり、卑劣、猟奇的な殺人事件を記録するべくファイリングしたページです。
恐るべき犯罪者の異常性を記憶し、絶対に加害者、被害者にならないように気をつけて下さい。
 
快楽殺人は、魔力である。人の心を持たない悪魔のなせる犯罪。人が人でなくなるとき、それが殺人というタブーを犯すときだ。
絶対に、憧れを抱いてはならない。唾棄して当然の極悪人。われわれ人間の足元にも及ばない鬼畜たちだ。
 
エド・ゲイン
 

ウィスコンシン州
エド・ゲイン(
Ed・Gein

1984年特殊施設にて自然死
映画サイコのモデル」

2人の殺害を自供
生涯孤独で妄想と母の教えに生きた異常殺人者

  ・母親は恐ろしく威圧的で厳格な性格。 
  ・2人兄弟の末っ子。  
  ・逮捕当時1957年51歳。  
  ・温厚な性格で独身。

1906年8月27日 2人兄弟の末っ子として誕生。
父親ジョージは酒びたりのアル中で暴力的、母オーガスタは厳格で潔癖だった。
幼い頃から兄と二人、母オーガスタに厳しく口うるさく言われ続けた。
友達を作ることや他人と交わることを許さず、母親だけを信仰するよう義務付けられた。
エドは母を慕い、神のように信仰していた。
母の戒律の一番掟は「肉欲」に負けてはならないということだった。

エドはある意味、生涯それを守り通し、ある意味それを破った。

エドは温厚で母親の躾のせいか、あまり人とコミュニュケーションが上手くなかった。
周囲の人間からは低脳で使い勝手の良い男だと思われていたほどだった。
簡単な雑用程度の仕事で生活を補っていた。
後年はベビーシッター等もやっていたようだ、子供の扱いは上手かったという。

エドが34歳〜39歳までの間、父親、兄、母親が相次いで他界。
天涯孤独となったエドは閉ざされた心と家の中で、異常な性質の妄想を現実化し始める。
そして神の部屋(母親の部屋)を封鎖し、そこへは足を踏み入れなかった。
墓場を掘り起こし、その遺体でランプシェードや家具やインテリアを作り始めた。
部屋の中には、皮膚や骸骨でできたインテリアに溢れ、床や壁は血のりや内臓で汚れ
異臭を放っていた。

そして、初めての殺人は1954年の中年女性だった。
自営する店の閉店を狙って射殺。
もちろん、その遺体も解剖し、彼の趣味のオブジェを作成している。

2件目の殺人が逮捕のきっかけとなった。
1957年自営する店で一人店番をしていた中年女性を殺害。
その時残してきた買い物のメモで足がついたのだ。

中に踏み込んだ警官はエドの家に吐き気を覚え、中には不眠症などの精神障害を長期患った警官も
いるという。
鍋で煮込まれた5人の死体。
ベストやコップが全て人間の死体で作られ、最後に殺された被害者は納屋で吊るされ、
内臓をえぐられ、まるで動物のように扱われていた。

取調べではエドは自ら自供をすすんで行い、 協力的でどのように死体を解体したかを細かく話した。
死体を身に着けて狂気に身を投じたという儀式的な内容まで詳細に話している。
後に、その理由について女性に興味があり女性になったみたかったとまで話しているが、
性的には女性を好んでいたとされる。
(つまり、性同一障害ではないだろう。)
そして、その行動は満月の夜に儀式のような形で行われたと説明した。

ガレージの生首やデスマスクをつかって彼が何を思い何を考え、
また墓荒しから殺人にまで手を染めたのか。
それは彼自身もわからない狂気である。
また彼自身も捕まったとき警官が何故、そこまで驚くのかよくわかってないようなそぶりも見せた。


エドは不起訴となり、精神病院の特殊施設へ送られ、癌により1984年78歳でこの世を去った。
彼の犯罪は2件の殺人と墓荒し、そして遺体の損傷だけではない。
エドが施設内にいるとき、街で起きたゲインを思わせる殺人があった。
老婆の死体の損傷は明らかに猟奇的で、皮膚を捲れとられそうになっていた。
この犯行で捕まった犯人は、エドと同じ施設にいてエド本人から、いかに人間の解剖が面白いかを
終始聞教えてもらっていたと語った。
まさに「サイコ」である。
もしかしたらだが、エド自身他にも最低3件の殺人を収容される前に犯していた形跡もあるという。
エドの妄想はどこまで彼を支配し、彼自身を飲み込んだのだろうか。
ちなみに彼が犯した犯罪の犠牲者は、どこか母親に似た中年女性だったという。
悪魔のような家の中、で封印された母親の部屋に彼は何かを置いてきたのか。
今は母の横に静か眠っているという。

管理人後-----------------------------------------

エドワード・ゲインが「サイコ」や「羊たちの沈黙」
「アメリカン・サイコ」「悪魔のいけにえ」のモデルとされ
「サイコ」という人間の見本であるかのように扱われている。

彼はいくら精神に障害をみせていたとしても、やはり殺人事件の犯人である。
最悪の人間だ。
しかし、嫌悪すると同時に、 とてもかわいそうな人間として同情もおぼえてしまう。

彼は母親による作られた犯罪者の見本でもあると思うからだ。
虐待による弊害などは他項で書くとしても、
エドは普通に平凡に女性や男性と交流を持ち、思春期には恋をして過ごすべきだった。

彼の犯罪からは母親への憎しみからきていると思う。
女性に対しての抑圧された欲望全て犠牲者に向けられていることが推察される。


母の死から解き放たれた自我が、最初に持つ興味は女性。
エドにとって女性は母親でしかないから、選んでしまうのは母親の面影のある女性。
コミュニュケーションのとり方、どう性欲を処理していいかわからない感覚。
死体を身にまとい、狂気に身を任せるのは自分が母親にやられてきた精神破壊や自己否定を
今後は自分が母親になることで行える行動。
それが死体損壊や殺人なのではないだろうか。
エドの深層心理の中では、自分自身の人生を殺した母親を
母親の立場に成り代わり殺害することが望みだったのかもしれない。

母親の部屋を封印する行動=母を閉じ込めておくことで戒律冒しても咎められないという感覚。
母の面影のある犠牲者
これらの2点からどうしてもそう考えてしまう。

エドという「サイコ」は、母親が生み出した最悪の形態だろう。

 

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