フロリダ州 アイリーン・ウォーノス 死刑2002 薬物注射 ニックネーム「モンスター」
銃により7人もの男性を殺害し、遺棄していた。
売春婦であり、アルコール依存癖ももつ。 1回の結婚暦あり。 (彼女の社会不適合な性格により破綻)
・幼い頃のより性的虐待にあっていた。 ・後年は女性を恋人とし生活をともにしていた。
彼女の生い立ちや幼年期は最悪といっていいほどすさんでいた。 母親はアルコール中毒で育児放棄し棄てられ、 男性親族とは性的関係を幼いころより持っていた。 (父親はペドフィリア。兄との性的な関係。祖父からの虐待。そして貧困。) 後に父親は、子供にや対する猥褻行為で、精神病院装置刑務所に送られている。 14歳の時に妊娠し、生活能力の無い為、子供はすぐに施設へ送られた。 (彼女自身に育てるつもりもなかったのかもしれないが。)
そして、当たり前のように売春で生計を立てるようになっていた。 子供の頃から精神的にも肉体的にも、 男性に虐待され続けていた彼女が、売春の道しか選べなかったことは、 すごく不幸であったように思える。 (最大は、被害者にとって。) 次第に、コンビニ強盗や飲酒運転で逮捕され、拘留され転落は加速を増して行った。
一度は結婚したが、結局凶暴で粗野な彼女の振る舞いにより離婚。 社会に適合せず、 学も無く、体を使ってしか生きてこなかった彼女は晩年もひたすらヒッチハイクをしながら、野宿をし売春を繰り返して生活をしていた。 中年にさしかかり客もつかなくなってきた頃、彼女のその後の運命を握った同性の恋人と寄り添うようになる。 (幼い頃の母親の愛情を埋めるように、すがっていたのかもしれない。)
そして突然、狂気が爆発した。ヒッチハイクをしながら、いつものように売春をしようと持ちかけた彼女に、客がサディスティックな行為を求めた時だった。 とっさに身を守るため銃で男性を殺害。 それ以降、7人とも全て銃により殺害されている。 目的は、恋人との生活費の確保だった。 (被害者は全て男性。) 身勝手で、凶暴で、凶悪極まりない犯行である。 (彼女の半生を考慮しても許されないと考える。不幸であることは間違いないが。)
ほどなく、警察はアイリーンを最重要参考人としてマークし始めた。 そして、容疑はほぼ確定し自白を待つのみとなっても、彼女は頑なに拒んでいた。 容疑が最愛の恋人に及ぶ危険性を恋人により聞かされ、彼女の口は罪を認めた。 刑が言い渡されるとき彼女は人生において最初で最後の本音を叫んだのかもしれない。 おまえら全員レイプされちまえ!!と。 結局、逮捕された決め手の真相は、最愛の恋人の臆病風だった。 (警察へ肩入れしていた。) 愛する女性に突き放されたアイリーン。 ------------------まるで、母親が彼女を棄てたように。
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